CALENDAR

奄美の草花カレンダー

奄美大島で出会った草花を、旧暦の季節の移り変わりや伝統行事、奄美ならではの気候とともに月ごとに辿るカレンダーです。

3月

弥生 (やよい)

奄美大島では「海開き」が行われ、本格的な春が始まります。林道沿いにはサクラツツジの薄ピンクの花が咲き乱れ、山々が新緑で美しく彩られる季節です。

4月

卯月 (うづき)

旧暦3月3日には伝統行事「三月三日(サニツ)」が行われ、女性たちが健康を祈って海に足を浸します。新緑の森にはアマミヒイラギモチなどの独特な草花が芽吹きます。

5月

皐月 (さつき)

梅雨入りを迎える奄美ですが、この湿潤な気候こそが亜熱帯の多様な植物を育みます。雨の中でイジュの白い花が香り高く咲き誇り、山々を白く染めます。

6月

水無月 (みなづき)

梅雨が明けると、一気に強い日差しが照りつける南国の夏が到来します。オオハマボウ(ユウナ)が海岸沿いで黄色い大輪の花を咲かせ、夕方には赤く色を変えて落ちる情緒ある光景が見られます。

8月

葉月 (はづき)

旧盆(キュウボン)や豊年祭が盛んに行われる時期です。海岸沿いにはアダンの実がパイナップルのように赤く熟し、ツルアダンなどの珍しい南国特有 of 植物が生命力を爆発させます。

9月

長月 (ながつき)

朝晩は少し涼しい風が吹き始めますが、日中はまだ厳しい暑さが残ります。旧暦8月最初の丙(ひのえ)の日には伝統行事「ショチョガマ」や「平瀬マンカイ」が秋名集落で行われ、実りの秋と豊作を祈ります。

12月

師走 (しわす)

冬の訪れとともに北風が強くなりますが、亜熱帯の奄美ではシマカンギクなどの黄色い花が元気に咲き誇ります。1年の締めくくりに、年中緑の絶えない奄美の生命力を感じられます。

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