センダン(アフチ、オオチ、アミノキ)

ID 0272
紫と青

観察月

4月

奄美大島で見られるセンダンは、淡紫色の花と羽状複葉の外見的特徴が美しい落葉高木です。初夏の花と秋冬の黄色い実が観察ポイント! 基本情報: 春から初夏にかけて淡紫色の花を咲かせ、秋冬には落葉した枝に黄色い実を残す成長の早い落葉高木。有毒成分を含むため果実の誤食には注意が必要。 形態的特徴: 花: 5〜6月頃、本年枝の葉腋から長さ10〜20cmの円錐花序(複集散花序)を出し、淡紫色の5弁花を多数つける。花弁の表は白色、裏が薄紫色。中心にある10個のおしべは合着して濃紫色の筒状になる。石鹸やバニラのような爽やかで芳醇な芳香がある。 葉: 2回から3回奇数羽状複葉で互生し、全体の長さは50〜80cm以上に達する。小葉は長さ3〜6cmの卵形から楕円形で、革質で薄く、縁には鈍鋸歯がある。 茎: 若い樹皮は暗緑色で楕円形の白っぽい皮目が多く目立つ。太い幹になると黒褐色になり、縦に裂けて顕著な凹凸ができる。枝は太く四方に広がる。 分布域 / 生育環境: 本州(伊豆半島以西)、伊豆諸島、四国、九州、沖縄にかけて分布。日当たりの良い海岸近くや、森林の辺縁などに自生する。 花期: 5〜6月(初夏)

ムクロジ目 センダン科 センダン属
学名 Melia azedarach