リュウキュウルリミノキ

ID 0256

観察月

6月 2月
2018年06月 金作原
2020年正月 自然観察の森
2026年2月 湯湾岳
2026年2月 湯湾岳

奄美大島の薄暗い森で輝く瑠璃色の実、「リュウキュウルリミノキ(学名:Lasianthus fordii)」の魅力をご紹介! 冬に咲く可憐な白い花や、近縁種「ルリミノキ」とのマニアックな見分け方など、植物愛好家必見の観察ポイントを詳しく解説します。 形態的特徴(花・葉・茎): 葉は対生し、楕円状披針形で先端が尾状に尖る。 側脈が7〜10対と多く、茎には毛が密生しているのが特徴。 花は葉の付け根に長さ7〜8mmの白色(稀に淡いピンク)の小さな花を束生させる。 果実は直径4〜8mmの球形(核果)で、熟すと鮮やかな瑠璃色(ラピスラズリ色)になる。 分布域/生育環境: 屋久島・種子島以南の南西諸島、台湾、中国南部、東南アジアからオセアニアにかけて広く分布する。 主に照葉樹林などの薄暗い林床に生育する。 花期: 11月〜2月頃の冬季 奄美特有情報(方言・利用法・レッドデータ等): 近縁のルリミノキとは地理的な棲み分けが見られ、リュウキュウルリミノキは奄美大島以南の島々に限定して分布している。 ルリミノキとの識別は葉脈のカーブなどで判断するが、現場で見分けるのは至難の業で植物愛好家を唸らせる奥深さがある。 また、稀に白色の果実をつける珍しい変異株の話題もある。

アカネ科(Rubiaceae) / ルリミノキ属
学名 Lasianthus fordii