ホウロクイチゴ
ID 0110
白
観察月
3月 4月
2026年3月 さんぽ山
奄美大島で見られるホウロクイチゴ(学名: Rubus sieboldii)は、大きくて固い葉と裏面の綿毛が特徴的な常緑キイチゴです。 「イチゴの下にはハブがいる」という言い伝えや、甘酸っぱい赤い果実の魅力、野のイチゴにまつわる思い出などをご紹介します。 生育型/草丈: ややつる性の常緑低木。樹高は1.5m前後になり、太い枝が弓状に伸びて地を這うように成長する。 形態的特徴(花・葉・茎): 常緑キイチゴの中で最大級(長さ8〜17cm)の厚く硬い革質の葉を持つ。 葉の表面は深いシワ、裏面は綿毛が密生している。 枝や葉柄には綿毛とともに鋭い棘がある。花は直径2.5〜3cmほどの白色で下向きに咲く。 分布域/生育環境: 本州(関東・伊豆半島以西)、四国、九州、沖縄、南西諸島など。 海岸近くの山地の林内や林縁の斜面に好んで生育し群生する。 奄美特有情報: 奄美群島の徳之島などでは「春の森の甘味」として親しまれたが、実を採る際には「イチゴの下にはハブがいる」と言い伝えられ、注意喚起されていたという地域ならではの面白いエピソードがある。
科 バラ科キイチゴ属(フユイチゴ亜属)
学名 Rubus sieboldii