タイワンヤマツツジ
ID 0312
赤
観察月
4月 3月
2026年3月 ツツジ山
2022年4月6日 ツツジ山
2022年4月6日 ツツジ山
奄美大島を北限とし、日本では琉球列島に分布する「タイワンヤマツツジ(学名: Rhododendron simsii)」について解説。 人気鉢花「ベルジアン・アザレア」の交配親としても知られる赤い大輪の花の魅力や他のツツジとの見分け方、奄美市天然記念物に指定されている群生地の保全課題に迫ります。 形態的特徴: 春に展開する「春葉」と越冬する「夏葉」の2種類の葉があり、両面に褐色の剛毛が生える。 おしべが10本あるのが大きな特徴で、径2.5〜6cmの朱色や赤の大ぶりな花を咲かせる。 全草に有毒成分(グラヤノトキシン)を含む。 分布域/生育環境: 台湾、中国南部から東南アジアに広く分布し、日本では奄美大島を北限として沖縄・先島諸島に分布。 酸性土壌の山地や低地の岩場、林縁などに局所的に生育。 花期: 春〜夏(奄美では3月中旬〜下旬頃) 奄美特有情報: 室内園芸の女王「ベルジアン・アザレア」の主要な交配親として活躍した歴史がある。 奄美市根瀬部地区の群生地は奄美群島で唯一とされ、市の天然記念物に指定されているが、現在は蛾の幼虫による食害被害に悩まされている。
科 ツツジ科ツツジ属
学名 Rhododendron simsii