キヌラン

ID 0145

観察月

3月 4月
2023年3月1日 長浜埋立地
2026年4月初旬 さんぽ山 チクシキヌランかも?
2026年4月初旬 さんぽ山 チクシキヌランかも?

奄美大島の海岸の草地などで見られるキヌランは、葉や茎の絹状の細毛が美しい外見的特徴を持つ地生ランです。適度に湿った芝生や小川の土手が観察ポイント!伝統行事でも供えられた野生ランを解説します。 春から秋冬にかけて白色から黄色の花を咲かせる小型の地生ラン。環境適応力が高く、自然の森の床のような有機物が豊富な土壌を好む。奄美や沖縄の伝統的な祭祀とも関わりが深い植物。 形態的特徴: 花: 春、秋、冬にかけて、白色から黄色の花を咲かせる。花茎には「絹(キヌ)」の名前の由来となる絹状の細かい細毛が見られる。 葉: 葉にも花茎と同様に絹状の細毛が密生している。この特徴が和名「キヌラン(絹蘭)」の語源となっている。 茎: 大きな根系を形成せず、有機物が豊富で水はけのよい土壌に根を下ろす。 分布域 / 生育環境: 日本国内では本州(中部地方)、四国、九州から琉球列島(奄美大島、沖縄など)にかけて分布。国外ではアジアの熱帯から亜熱帯に広く分布する。湿った砂地や小川の土手、海岸の草地などに生育する。 花期: 春、秋、冬 奄美特有情報: 奄美や沖縄などの地域では、古くから「清明祭(シーミー)」や「十六日祭(ジュールクニチー)」といった祖先を供養する伝統的な祭祀において、神聖な供え物として用いられてきた歴史と文化的背景を持つ。

キジカクシ目 ラン科 キヌラン属
学名 Zeuxine strateumatica