ヤエヤマコウゾリナ
ID 0380
黄
観察月
3月 4月
2026年3月下旬より4月にかけて さんぽ山
2026年3月下旬より4月にかけて さんぽ山
奄美大島などの路傍でよく見られるキク科のヤエヤマコウゾリナは、カミソリのようにザラつく剛毛と黄色の花が特徴です。環境保全に向けた今後のモニタリング課題など詳しい生態を解説します。 形態の特徴: 花: 沖縄県内では春(3〜5月頃)に鮮やかな黄色の頭花を茎の先端に円錐花序状または簇生して咲かせます。総苞は円筒形から鐘形・卵形で、質感が柔らかく毛が密生します。 葉: 互生し、下部の茎葉は倒卵形から長楕円形(長さ8〜15cm、幅1〜3cm)です。縁には不規則な鋸歯があり、両面に短剛毛が密生しているため触れるとザラついた感触があります。 茎: 直立して単生または基部から少数分枝し、上部1/3で活発に枝を分けます。表面には、先端が2〜4個の鈎(かぎ)状に分かれた硬い毛や刺状の腺毛が密生しています。 配布領域 / 生育環境: 【国内】八重山諸島を含む沖縄県、および鹿児島県の奄美諸島(奄美大島、徳之島など)。 【国外】台湾、中国(南部〜チベット)、インド、パキスタン、ネパール、ベトナム等のほか、オーストラリアや北アメリカにも帰化しています。人為的な撹乱が日常的に発生する路傍などにパイオニア植物として適応しています。 花期: 3〜5月(沖縄地方での開花期。ヒマラヤ地域などでは7〜9月)
科 キク科 (Asteraceae / Compositae) / ツルハグマ属(あるいはエマコウゾリナ属:Blumea属)
学名 Blumea lacera (Burm.f.) DC.