セリ(芹)

ID 0381

観察月

4月
2026年4月

奄美大島の水辺が観察ポイント!春の七草でおなじみ、セリをご紹介。 縁にギザギザのある葉と小さな白い花が外見的特徴です。特有の爽やかな香りが魅力の湿生植物を探してみませんか? 日本全国に自生する日本原産のセリ科の多年草です。「春の七草」の筆頭として古くから親しまれ、特有の爽やかな香りとシャキシャキとした食感が魅力です。1つの場所に競り合うように群生して伸びることが名前の由来とされています。 形態的特徴: 花:茎の先端が枝分かれし、直径5cmほどの複散形花序(傘状のまとまり)を出し、微細な白い花を無数に咲かせます。花弁は5個あり、花柄の長さが揃っているため花序全体がまとまって見えます。 葉:根際に集まる根生葉と、茎に互生する葉があります。1〜2回3出羽状複葉で、小葉は5枚以上あり卵形〜狭卵形をしています。葉の縁には明確な鋸歯(ギザギザ)があり、葉柄はさや状になります。全体に柔らかく緑色ですが、冬の寒さに当たるとアントシアニンを帯びて赤っぽく色づくこともあります。全体から強い芳香を放ちます。 茎:内部は中空(ストロー状)になっています。春から夏にかけて日が長くなると茎が直立して伸長し、同時に株の基部から四方に「ランナー(匍匐枝)」を長く伸ばして盛んに増殖します。 分布域 / 生育環境: 日本全国(北海道から九州、南西諸島等)をはじめ、シベリア、東アジア、東南アジアからオーストラリア大陸に至るまで広く分布します。年間を通じて水気が供給される水辺や湿地を好みます。

セリ科 セリ属
学名 Oenanthe javanica