シロバナタンポポ

ID 0372

観察月

3月 4月
2026年4月 さんぽ山

奄美大島でも見られるシロバナタンポポ(学名:Taraxacum albidum)は、 日本固有の在来種。純白の花びらと黄色い中心部が美しく、総苞外片の「角状突起」が 同定のポイントです。2〜5月と秋に二度咲く、不思議な生命力を持つタンポポです。 草丈 花茎20〜30cm以上に伸びる 形態的特徴(花) 直径3.5〜4.5cmの頭花。 舌状花は純白〜淡黄色、中心部(雄しべ等)は黄色で中心が黄みがかった白花に見える 形態的特徴(葉) 根生葉で羽状に中裂〜深裂。緑色が薄めで斜め上に向かって立ち上がる傾向 形態的特徴(総苞) 総苞外片の先端に三角形の角状突起があるのが大きな同定ポイント 花期 主に2〜5月(秋:10〜11月にも開花する「二峰性」開花パターン) 生育環境 人家の土堤・社寺の庭など人里に近い場所。奄美では移入として確認 分布域 本州(関東以西)・四国・九州の日本固有種(在来種)。 近年は東北方面へも分布拡大 遺伝的特性 5倍体(2n=40)。無融合生殖(単為生殖)で種子を形成。 全株クローン増殖 起源 カンサイタンポポ(種子親)× ケイリンシロバナタンポポ(花粉親・朝鮮半島)の雑種起源 対セイヨウタンポポ 無融合生殖のため外来タンポポの花粉干渉を受けず、在来種として生き残りやすい強さを持つ 奄美での特記 真の自生ではなく移入の可能性が高い。 人里近くの社寺・土堤等で観察される

キク科(Asteraceae)タンポポ属(Taraxacum)多年草
学名 araxacum albidum Dahlst.