デイゴ

ID 0037

観察月

5月
2025年5月末 川商ホール(奄美文化センター)
2025年5月末 川商ホール(奄美文化センター)

奄美大島・加計呂麻島でも力強く咲き誇る「デイゴ」。沖縄の県花としても有名なマメ科の落葉高木(学名:Erythrina variegata)です。 春から初夏にかけて見られる鮮烈な深紅の花の魅力と、樹齢300年を超える「諸鈍デイゴ並木」の歴史や興味深い生態について詳しく解説します。 形態的特徴: 【花】3月〜5月に深紅色の大きな花を咲かせる(旗弁が上を向く)。葉が落ちた枝先に咲く特有の姿。 【葉】3枚の小葉からなる3出複葉。 【茎・幹】枝を横に張り傘状の樹冠を作る。幹や枝に鋭い黒色の刺がある(老木では脱落傾向)。 【実】黒く変色する円筒形の豆果(莢)で、暗赤色〜紫黒色の種子を持つ。 分布域/生育環境: インド〜マレーシア等の熱帯アジア原産。国内では沖縄県〜奄美諸島に分布。痩せ地でも急速に成長する。 花期: 3月〜5月頃(春から初夏) 奄美特有情報: 加計呂麻島・諸鈍(しょどん)地区に樹齢300年を超える「諸鈍デイゴ並木」がある。映画『男はつらいよ 寅次郎紅の花』のロケ地であり、伝統行事「諸鈍シバヤ」の舞台としても有名。 成長が早く根が横に力強く広がるため、石垣や基礎を壊すことから「やしきこーさー(屋敷壊さー)」という異名も持つ。 琉球漆器(東道盆など)の材料としても重要。

奄美で見られるデイゴの種類と特徴|南国に咲く情熱の花々 | 奄美の草花さんぽ帖
kametora-lab.github.io/kametora_kusabana_sanpo/kusabanamemo/amami-deigo-guide/
マメ科(Fabaceae)マメ亜科デイゴ属
学名 Erythrina variegata L.