エゴノキ
ID 0038
白
観察月
2月 3月
2枚目は2025年6月 奄美自然観察の森 エゴノキの実
2026年3月 さんぽ山
奄美の春に白い釣鐘形の花を咲かせ「森のシャンデリア」と呼ばれるエゴノキ(学名: Styrax japonicus)。 えぐみのある果実と野鳥ヤマガラの関係や、バナナのような形の虫こぶ、そして和傘の材料など、暮らしと自然を結ぶ興味深い生態をご紹介します。 形態的特徴(花・葉・茎): 枝はジグザグに屈曲して伸びる(仮軸分枝)。 葉は卵形から長楕円形で互生。 春に枝先や葉の付け根から白い星形・釣鐘形の花を下向きに多数咲かせる。 分布域/生育環境: 北海道南部から本州、四国、九州、沖縄にかけて全国的に分布し、国外でも東アジアの温帯〜亜熱帯域に自生。 比較的水分のある谷沿いや山野の雑木林などに自生する。 その他の特徴: 果皮に「エゴサポニン」という有害物質を含み、「えぐい」味がすることが名前の由来。 野鳥のヤマガラは種子を食べるため散布に貢献し、材は和傘の必須部品である「ろくろ」や将棋駒に使われるなど、自然や文化と深い関わりがある。
科 エゴノキ科エゴノキ属
学名 Styrax japonicus