タコノキ

ID 0365
その他

観察月

3月
2026年3月 奄美パーク
2026年3月 奄美パーク

小笠原固有種の「タコノキ(Pandanus boninensis)」。 タコの足のように伸びる気根や、巨大なパイナップル状の果実が特徴。奄美大島でよく見かける近縁種「アダン」との違いや、面白い見分け方のポイントも詳しく解説! 形態的特徴(花・葉・茎): 幹:中程から多数の気根を放射状に伸ばし、地面を支えるその姿が「タコの足」に見えるのが名前の由来。 葉:長さ1〜2mの細長い剣状(線形)で厚い革質。縁や主脈の裏側に鋭いトゲ(鋸歯)がある。 花:雌雄異株で、なんと花弁(花びら)を持たない!雄花は黄白色の穂状花序、雌花は淡緑色の球状の肉垂花序をつける。 果実:夏に約20cmのパイナップル状の集合果をつけ、秋から翌年にかけてオレンジ色に熟す。 分布域/生育環境:小笠原諸島の固有種。日当たりのよい海岸線から山頂付近まで広く分布し、沖縄などでは街路樹・公園樹としても植栽されている。 花期:初夏(5月〜7月頃)。 奄美特有情報:奄美大島には本来自生しておらず、海岸で見かけるのは近縁種(あるいは祖先)の「アダン(Pandanus tectorius)」であることが多い。タコノキは真っ直ぐ伸びるのに対し、アダンは強風に耐えるよう藪状に広がるなど、見分け方がとても興味深いポイント!

アダン | 奄美の草花さんぽ帖
kametora-lab.github.io/kametora_kusabana_sanpo/plants/0001/
タコノキ科タコノキ属
学名 Pandanus boninensis