チチコグサ
ID 0035
その他
観察月
3月 4月
2026年4月初旬 さんぽ山
奄美大島の道端にひっそり咲くチチコグサ(Euchiton japonicus)。 茶褐色の花と白い綿毛のコントラスト、ハハコグサとの見分け方、花言葉「父の愛情」の由来を写真付きで詳しく解説します。 かつてはハハコグサ属(Gnaphalium)に含まれていたが、分子系統学の進展により独立したチチコグサ属(Euchiton)に再分類された。 花の特徴 5〜10月頃に茶褐色〜暗紫色の地味な頭花を茎の先端に密集して咲かせる。頭花の直下に3〜4枚の線状苞葉が放射状につき、小さな星形に見える 葉の特徴 根出葉はロゼット状に展開し、花期にも枯れず宿存する。表面は緑色で毛が薄く、裏面には白い綿毛が密生し真っ白に見える 茎の特徴 根元から直立し、全体に白い綿毛が密生。地表を這う匍匐枝(ストロン)を出してクローン増殖する 分布域/生育環境 日本全土(北海道〜沖縄)、朝鮮半島、中国、台湾、フィリピン、インドネシア、パプアニューギニア。道端・荒れ地・公園の芝生など明るく開けた場所 花期 5月〜10月(主に4月〜7月) 花言葉 「父の愛情」 奄美特有情報 奄美大島の道端や草地にも自生。中国・台湾では「細葉鼠麹草」と呼ばれ、消炎・鎮痛(外用)、鎮咳・去痰、祛風除湿、血圧降下など多岐にわたる薬効を持つ生薬として伝統的に利用されている
科 キク科(Asteraceae) チチコグサ属(Euchiton)
学名 Euchiton japonicus (Thunb.) Anderb.(シノニム: Gnaphalium japonicum Thunb.)