オオハマボウ(ユウナ)
ID 0234
黄
観察月
7月 3月
2026年3月初旬 奄美パーク
奄美大島の海岸を彩るオオハマボウ(ユウナ)。学名 Hibiscus tiliaceus。朝は黄色、夕方は赤へと色が変化する神秘的な一日花の魅力や、かつて生活必需品として親しまれた伝統的な利用法を解説します。亜熱帯の自然観察に役立つ情報を紹介。 形態的特徴(花・葉・茎): 花: 直径7〜10cm。咲き始めは黄色(中心が暗赤色)で、時間とともに橙色→赤褐色へと変化する「一日花」。 葉: 直径10〜20cmの大きなハート形(円心形)。厚い革質で表面は光沢があり、裏面は灰白色の毛が密集している。 茎: 枝が地面に接すると根を出す「伏条性」が強く、密な茂みを作る。 分布域/生育環境: 屋久島・種子島以南の南西諸島、小笠原諸島。海岸近くの低地。 花期: 6月〜8月(奄美では初夏から夏にかけてよく見られる) 奄美特有情報(方言・利用法等): 伝統的利用: 樹皮の繊維で縄や織物を作り、大きな葉はかつてトイレットペーパーの代用(「自家用の製紙工場」)として重宝された。 食用: 花は天ぷらにして食べることもある。
科 アオイ科 フヨウ属(またはオオハマボウ属)
学名 Hibiscus tiliaceus L.(近年では Talipariti tiliaceum (L.) Fryxell とする説も有力)