センリョウ(千両)

ID 0275

観察月

6月
2025年6月 自然観察の森
2026年2月 湯湾岳で赤い実をたくさんつけていた

冬の林床を赤く彩る縁起物「センリョウ(千両)」。 学名Sarcandra glabra。奄美大島でも見られるこの植物は、葉の上に上向きにつく赤い実と、光沢のあるギザギザの葉が特徴です。 お正月の飾りとして知られるセンリョウの生態や、マンリョウとの見分け方のポイントを詳しく解説します。 形態的特徴(花・葉・茎): 茎: 節が関節状にプクッと膨らみ、株立ち状になる。被子植物の中では原始的な特徴(導管がない)を持つ。 葉: 長さ6〜17cmの楕円形〜卵状披針形で対生。革質で強い光沢があり、縁に鋭いギザギザ(鋸歯)がある。 花: 花被(花弁・萼)を持たない「無花被花」で、黄緑色の小さな花を穂状に咲かせる。 果実: 冬に赤く熟し、葉の上に直立して(上向きに)つくのが特徴(マンリョウは葉の下にぶら下がる)。 分布域/生育環境: 本州(関東南部以南)から四国、九州、沖縄にかけてのほか、東〜南アジアに広く分布。暖地の照葉樹林など、適度に湿り気のある明るい日陰(半日陰)の林床に生育。 花期: 6月〜7月頃(果実は10月〜2月頃)

マンリョウ | 奄美の草花さんぽ帖
kametora-lab.github.io/kametora_kusabana_sanpo/plants/0178/
センリョウ科 センリョウ属
学名 Sarcandra glabra