ウシハコベ
ID 0375
白
観察月
3月
2026年3月末 さんぽ山
奄美大島の道端や湿った場所で見られる身近な野草、ウシハコベ(学名: Stellaria aquatica)。 春の七草のハコベより全体的に大きく、5本に分かれた花柱が最大の特徴です。 小さな白い花を咲かせるこの植物の見分け方や生態を詳しく解説します。 形態的特徴: 茎:下部は地を這い、上部は立ち上がる。節が暗紫色を帯び、上部には粘着性のある腺毛が密生する。 葉:長さ2.5~8cmの卵形~広卵形で波打ち、対生。上部の葉は茎を抱きこむ(抱茎)。 花:直径8~10mmの白色。花弁は5枚だが深く2裂するため10枚に見える。雄しべの中心にある雌しべの花柱が5個あるのが最大の特徴(一般的なハコベは3個)。 分布域/生育環境:北海道から九州、南西諸島を含む日本全土。ユーラシアなどに広く分布。やや湿った山野、河川敷、畑、道端などを好む。 花期:4月~11月 奄美特有情報:奄美大島でも湿り気のある道端や畑の周辺などの身近な環境でよく見られる。(※同属のコハコベは沖永良部島などで「ミジナ」とも呼ばれる記録あり)
科 ナデシコ科 ハコベ属(または ウシハコベ属)
学名 Stellaria aquatica (L.) Scop.(※ウシハコベ属 Myosoton aquaticum とする説もあり)