マルバデイゴ(アメリカデイゴ、カイコウズ)

ID 0179

観察月

5月 7月

初夏から秋にかけて鮮やかな真紅の花を咲かせる「マルバデイゴ(アメリカデイゴ/カイコウズ)」。 一番大きな花びらが下を向く「あっかんべー」のような独特の形が魅力のマメ科の樹木です。 葉に丸みがある特徴や、奄美大島でも懸念されるデイゴヒメコバチの被害など、その生態や歴史を詳しく解説します。 形態的特徴: 【花】初夏から秋(6〜9月頃)にかけて、朱紅〜暗紅色の鮮烈な花を咲かせる。花柄がねじれており、大きな花びら(旗弁)が下を向いて開く「あっかんべー」のような姿が最大の特徴。 【葉】3枚の小葉からなる3出複葉で、表面に強い光沢がある。小葉の先端が丸みを帯びるため「丸葉デイゴ」と呼ばれる。 【茎・幹】幹はひび割れたコルク質。葉柄や葉の裏面の主脈、枝には鋭い棘がある。 【実】花後に長さ10〜15cmほどの豆果(莢)をつけ、中に褐色の種子ができる。 分布域/生育環境: 南アメリカ(ブラジル、アルゼンチンなど)原産。日本では関東以西など温暖な地域で庭木や公園樹、街路樹として広く植栽される。 花期: 初夏から秋(主に6〜9月頃) 奄美特有情報: 特定の伝承はないものの、奄美大島や徳之島でも2006年に深刻な外来害虫「デイゴヒメコバチ」による虫こぶ被害(新芽や葉への寄生)が確認されており、保護対策の課題に直面している。鹿児島県の「県木」としても指定されている。

奄美で見られるデイゴの種類と特徴|南国に咲く情熱の花々 | 奄美の草花さんぽ帖
kametora-lab.github.io/kametora_kusabana_sanpo/kusabanamemo/amami-deigo-guide/
マメ科(Fabaceae)マメ亜科デイゴ属
学名 Erythrina crista-galli L.(※丸葉の品種は Erythrina crista-galli 'Maruba-deigo' とされることもある)