ニワゼキショウ
ID 0215
黄 白 紫と青 赤
観察月
4月 5月
奄美パークの駐車場 他の色より背が低くて小さい。
奄美大島の芝生で見られるニワゼキショウ。外見的特徴は剣状の葉と中心が黄色の紫や白の小花です。朝開いて夕方しぼむ一日花である点が観察ポイント。可憐でたくましい野草の魅力を解説します! 基本情報: - 北アメリカ原産で、明治時代に観賞用として渡来したのち野生化した帰化植物。 - 葉の形がサトイモ科の「セキショウ(石菖)」に似ており、庭によく生えることが名前の由来。 - 朝に花を開き、夕方にはしぼんでしまう「一日花」の性質を持つ。 - 環境適応能力と繁殖力が高く、日本全国の身近な場所に群生する。 形態的特徴: 花: 5〜6月頃、茎の先端に直径約1.5cmの小さな放射相称の花を咲かせる。花被片(花びらと萼片)は6枚で、先端はやや丸みを帯びて急に小さく尖る。花色は赤紫から薄紫、または白で、中心部は鮮やかな黄色をしており、花被片には濃い紫色の筋が入る。英名で「Blue-eyed grass(青い目の草)」と呼ばれる美しい姿をしている。 葉: 根出葉がロゼット状に展開し、茎に沿って直立する。長さ4〜8cm、幅2〜4mmほどの剣状(線形)で、表裏の区別がない「単面葉」。基部は茎を抱くような形(跨状)になっている。 茎: 基部で枝分かれして直立する。茎の断面は扁平で、両側に目立たない翼(ひれ)状の突起があるのが特徴。 分布域 / 生育環境: 日本全国(北海道から沖縄まで)に広く分布。本来は北米原産。他の大型雑草が生い茂ることができないような、定期的に草刈りが行われる日当たりの良い芝生や、乾燥気味の痩せた平地を好む。 花期: 4月下旬〜6月(暖地では春早くから咲き始めることもある)。
科 単子葉類 キジカクシ目 アヤメ科 ニワゼキショウ属
学名 Sisyrinchium rosulatum