リュウキュウイチゴ

ID 0252

観察月

3月

リュウキュウイチゴ(Rubus grayanus)は奄美群島から沖縄に自生するトゲのないキイチゴ。 春に下向きの白い花を咲かせ、初夏に甘いオレンジ色の実を結ぶ。方言名「イチュビ」で親しまれる島の味覚をご紹介。 茎・葉の特徴 トゲがほとんどない(キイチゴ属として極めて特異)。葉は長さ4〜10cmの卵形〜卵状楕円形の単葉、縁に鋸歯 花の特徴 1〜3月、直径3〜5cmの純白の5弁花を下向きに咲かせる(大雨からの花粉保護の適応) 果実の特徴 4〜6月、直径1.2〜1.3cmの球形の集合果。半透明で鮮やかなオレンジ色(橙黄色)に熟す。甘みと酸味のバランスが非常に良い 分布域 屋久島・種子島以南〜奄美群島・沖縄・八重山諸島。国外では中国東部(福建・広東・浙江省など) 生育環境 沿岸部の斜面、山地の林縁、伐採跡、林道脇などの日当たりの良い場所(パイオニア植物) 花期 1〜3月(南西諸島) 方言名 イチュビ、イチョビ(奄美〜沖縄の島言葉) 利用法 生食、泡盛と氷砂糖で漬ける「イチュビ酒」、ジャム加工 文化的エピソード 「イチゴの下にはハブがいる」(徳之島の言い伝え)、子供のおやつ文化

奄美のバラ科植物図鑑|キイチゴ類とテリハノイバラの種類と特徴 | 奄美の草花さんぽ帖
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バラ科(Rosaceae)キイチゴ属(Rubus)
学名 Rubus grayanus Maxim.