コバンモチ

ID 0378

観察月

4月
2026年4月初旬 さんぽ山

奄美の森を彩るコバンモチ(学名 Elaeocarpus japonicus)。 年中落葉する古い葉が真っ赤に染まり、緑の樹冠に点在する様子はまるで小判が舞っているよう。 徳之島の伝統建築を支えた柔軟な木材の秘密など、奄美の自然の魅力を詳しく紹介します。 形態的特徴: 葉: 長楕円形で光沢がある。古い葉が一年中赤く紅葉し、緑の中に赤い葉が混じるのが最大の特徴。葉柄の先が膨らみ赤みを帯びる。 花: 5〜6月頃(南西諸島では2〜4月頃)、淡黄緑色の小さな花を下向きに咲かせる。花弁の先が細かく裂ける。 果実: 秋に黒紫色(濃青色)に熟す小さな核果。 分布域/生育環境: 本州(紀伊半島以西)、四国、九州、琉球列島。暖帯から亜熱帯の常緑広葉樹林に自生。 花期: 2月〜6月 奄美群島特有情報: 徳之島などの森を構成する主要な樹木。木材が非常に柔軟で「しなる」ため、伝統的な茅葺き屋根の「押さえ」として重宝されてきた歴史がある!

ホルトノキ科 ホルトノキ属
学名 Elaeocarpus japonicus Sieb. et Zucc.