ムサシアブミ
ID 0360
その他 緑
観察月
2月 3月
2026年2月タイワンヤマツツジの山周辺
2026年2月タイワンヤマツツジの山周辺
2026年2月タイワンヤマツツジの山周辺
2026年3月タイワンヤマツツジの山周辺
奄美大島でムサシアブミ(Arisaema ringens)を観察するなら必見!馬具の「鐙」に似た奇妙な花の形や、琉球列島に多い緑色個体の特徴、伊勢物語に因む名前の由来を詳しく解説。毒性情報や海岸近くの林内での観察ポイントも紹介します。 生育型/草丈:多年草。草丈は20cm〜50cm程度(条件により15〜60cm)。 形態的特徴: 花(仏炎苞):筒状で、上部(舷部)が袋状に強く巻き込み、口の脇(口辺部)が耳状に大きく張り出す。この形が武蔵国で作られた馬具の「鐙(あぶみ)」を逆さにした姿に似る。 葉:大きな葉が2枚つき、それぞれ3枚の小葉からなる(3出複葉)。葉は光沢があり、小葉の先端は糸状に伸びることがある。 茎(偽茎):葉柄より短く、どっしりとした印象を与える。 果実:秋にトウモロコシのような形状の真っ赤な実をつける。 分布域/生育環境:本州(関東地方以西)、四国、九州、沖縄、奄美群島、朝鮮半島南部、中国、台湾。海岸近くの湿った林内や竹林、半日陰の環境を好む。 花期:3月〜5月(暖地では2月から見られることもある)。 奄美特有情報: 素心型(緑色):本土産は暗紫色の筋が入るのが一般的だが、奄美・沖縄など琉球列島では仏炎苞全体が鮮やかな緑色の個体が多く見られる。 有毒性:全草、特に地下の球茎にシュウ酸カルシウムの針状結晶を含み、誤食すると口内や喉に激痛が走り、腫れ上がるため注意が必要。 近縁種:奄美大島には固有種で絶滅危惧種の「アマミテンナンショウ」も自生している。
アマミテンナンショウ | 奄美の草花さんぽ帖
kametora-lab.github.io/kametora_kusabana_sanpo/plants/0012/
↗
科 サトイモ科テンナンショウ属
学名 Arisaema ringens (Thunb.) Schott