ヒメフタバラン(姫双葉蘭)

ID 0087
その他 紫と青

観察月

2月
2022年2月下旬
2022年2月下旬
2026年2月 ツツジ山へ向かう林道

美大島の冬の森でひっそり咲く野生蘭「ヒメフタバラン(学名:Neottia japonica)」。 唯一の南方系フタバランで、沖縄などでは12月〜2月頃に開花します。 逆Y字形に裂けた独特な唇弁をもつ淡紫褐色の小さな花や、対生する2枚の葉といった外見的特徴と観察ポイントを詳しく解説! 形態的特徴(花・葉・茎): 葉:茎の中央付近に1〜2cmほどの卵状三角形の葉が2枚向かい合って(対生状に)つく。 茎:四角形で、葉より上の花茎には腺毛が生える。 花:淡紫褐色の小さな花が1本の花茎に2〜6個咲く。逆さまの状態で咲き、唇弁が長さ6〜8mmで先端が深く「逆Y字形」に裂ける。 分布域/生育環境: 本州(宮城県以南)から四国、九州、沖縄、韓国(済州島)、台湾。主に暖地の常緑樹林(照葉樹林)や湿った林床。日本に自生する唯一の「南方系」のフタバラン。 花期: 本州では3〜5月、奄美や沖縄などの南の島では12月〜2月頃の非常に早い時期。 奄美特有情報(方言・利用法・等): 本州とは異なり、南の島ならではの「冬場の非常に早い開花」を観察できるのが大きな特徴。

ラン科(Orchidaceae) / サカネラン属
学名 Neottia japonica